ニコチン依存症判定テスト「TDS」|生活に役立つ情報

ニコチン依存症を判定するテスト

禁煙治療を受けるために、
今の状況が病気である
「ニコチン依存症」であるのかどうかを判定する
基準があります。

 

その判定テストが「Tabacco Dependence Screener」と言われるものですが、
略してTDSと言われています。

 

その内容というのは、意外と簡単なものですから、

 

禁煙したい、
治療を受けてみたいけど・・・
保険が適用するのかどうか・・・

 

など、ご自分が「ニコチン依存症」かどうか、
禁煙治療をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

判定テスト、TDSの内容とは?

ニコチン依存度を判定するTDSの内容ですが
10項目の簡単な設問内容で判定するようです。

 

 

その内容ですが

 

JA岐阜県厚生連 中濃厚生病院 総合内科
部長の飯田真美先生監修による
「ニコチン依存症」という小冊子に
その項目が表示されていましたので
そのままここに、引用させていただきます。

 

ニコチン依存症を判定するテスト TDS


@自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。

 

A禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。

 

B禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコが欲しくてほしくてたまらなくなることがありましたか

 

C禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。(イライラ,神経質,落ち着かない,集中しにくい,ゆううつ,頭痛,眠気,胃のむかつき,脈が遅い,手のふるえ,食欲または体重の増加)

 

D4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか

 

E重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸い始めることがありましたか

 

Fタバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか

 

Gタバコのために自分に精神的問題(注1)が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか

 

H自分はタバコに依存していると感じることがありましたか

 

Iタバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか

※注1
禁煙や本数を減らしたときに出現する離脱症状(いわゆる禁断症状)ではなく、喫煙することによって神経質になったり、不安や抑うつなどの症状が出現している状態。

 

kawakami, N.et al.:Addict Behav 24(2):155,1999

 

引用ここまで

 

上記引用の10項目の設問内容について、
「はい」の場合には1点とし
「いいえ」の場合には0点として
その合計点数を計算します。

 

またどちらでもない場合には0点として計算していきます。

 

設問に対しての
「はい」「いいえ」による合計点数が
5点以上になった場合

 

「ニコチン依存症」という判定になるようです。

 

 

気になる方は、判定テストTDSで早速チェックして
ご自分が「ニコチン依存症」かどうか
判定してみてください。

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